鉄人 弘山晴美&小幡のかよちゃん

弘山晴美
<名古屋国際女子マラソン>
ベテラン弘山晴美(37=資生堂)が、10度目のレースを2時間23分26秒でマラソン初優勝を快記録で飾った、いやぁ〜感動しましたね。
11キロから独走する渋井に、30キロ手前で最大58秒、約300メートル差をつけられて、私はもう陽子ちゃんの勝利を確信しておりました。けどドラマは待っておりました、35キロで39秒差、40キロで20秒差。こりゃゴール勝負になるぞと思ったら、そしたら残り1キロでついに抜き去ったじゃありませんか!
私は脳裏を横切りましたよ、大阪国際女子でシモンに2秒差で逆転されたレースを、あともう少しで優勝だったのにさぞかし悔いの残るレースだったと思う。
その後いろいろなレースでも見かけましたが健闘するんですが優勝までには至らない、だから弘山選手は今回が最後のマラソンと胸に刻んでいたみたいだ。
資生堂入社3年目の93年に職場恋愛で、元マラソン選手の勉コーチと結婚、「映画も買い物もしない仮面夫婦と呼ばれるくらい」(勉コーチ)の2人は、私生活を犠牲にしてまで、陸上に打ち込んできた。
ゴール後、最愛の人の胸に飛び込むと、弘山の目から涙があふれ出た。「良かった、すごいよ」という夫の勉コーチの言葉に、また泣きじゃくった。「やっと優勝ができました」。10度目の挑戦でつかんだ夢に、弘山選手の顔はくしゃくしゃになった。私ももらい泣きをしてしまいました。
08年北京五輪まで現役を続行する意思はない。今年6月の日本選手権でトラックを走り、12月の全日本実業団駅伝で資生堂を初の日本一に導くことだけが、わずかな動機付け。たとえ、もう1度マラソンに挑んでも「北京のペの字も頭にない」。あと1年で一線から退く可能性が高く、この勝利で出場権を得られるアジア大会も辞退する方向だ、あ〜もったいない!小幡のかよちゃんと一緒にベテラン2人の走っている姿が見たかったのに、残念です。
女子の国内主要マラソンで日本人最年長優勝となった弘山選手だが、来季限りでの現役引退が濃厚。夫の勉コーチ(39)と始めた二人三脚の陸上人生の最終章に、花を添える形となった。



<3.8 夕刊フジ>
先日、何気なしに3月8日付(7日発行)を読んでいるとどこかで見た女性の記事が、それは増島みどりさんのスポーツコラムで小幡のかよちゃんを取り上げているじゃありませんか!大阪国際女子の2位になった後、2日後までスポーツ紙で見かけたもののそれ以来取り上げられる事はありませんでした。今回この記事を見つけた時は大変嬉しかったですね。
タイトルは「まだ見ぬ勝利求め誰よりも走り続ける鉄の女」と。一部記事を紹介してみると”一瞬、華やかに煌いて記憶に鮮明な選手も、コストパフォーマンスを発揮し記録を残す選手もそれぞれに魅力的である。しかし、記録、記憶に残るだけではなく、独自の歴史を刻む「鉄人」たちには、特別な力があるように思う。誰もが気が付かなかったとしても、忘れかけたとしても、鉄人はそこにいる。かつてはスポーツ界の鉄人といえば、男性と相場は決まっていたのだが、ここ数年、それも大きく様変わりしているからうれしい”とマラソン23回完走、今年の大阪で2位になったかよちゃんを鉄人に例えている。
増島さんはシドニー五輪選考中から親しくなり小幡選手を「かよちゃん」と呼んでいる、大阪に行けなかった増島さんは「かよちゃんらしい」レースを見終えて電話をいれた「復活、おそれいりました!」と言うとかよちゃんは笑って「34歳で復活っていいんですかねえ。でも、今までのレースで得た失敗の経験は無駄ではなかった、マラソンは本当に奥が深いな、と改めて知りました」と。
昨年は蓄積した疲労のためか、腎機能が著しく低下し、一時は血尿が止まらず、全く走れなかった。故障もあり諦めかけたが、鉄人が初めて取った長期の休みは、追い込むだけだった彼女に柔軟な発想を与え、強靭なランナーに変えてくれたという。スピードもスタミナも美しいフォームもない。「何もないからこそ、続くのかもしれませんね」
鉄人かよちゃんの名言か、彼女には人生の哲学を感じずにはいられない。

追伸:かよちゃんは3/19に千葉国際クロスカントリーに出場します!
TV放映予定  NHK(BS−1) 3/25(土) 12:10〜14:00

  また12月にドーハで行われるアジア大会に選ばれました、おめでとう!
     

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